2026年の秋、大手3社がそろって「向こうから動く個人向けエージェント」を出しました。Meta の Muse(9月8日)、OpenAI の ChatGPT dots(9月29日)、Anthropic の Claude Duet(10月21日)です。公開されている情報で並べます。
出典の種類に注意
Claude Duet は Anthropic の公式、ChatGPT dots は OpenAI の公式ドキュメント、Meta Muse は CNBC の報道をもとにしています。どれも当サイトでは実機を確かめていません。
一覧で比較
| Claude Duet | ChatGPT dots | Meta Muse | |
|---|---|---|---|
| 発表 | 2026年10月21日(研究プレビュー) | 2026年9月29日 | 2026年9月8日 |
| モデル | Claude Opus 5.5 | GPT-6 Astra | Muse Spark の系列 |
| 主な相手 | 仕事(専門職・小さな会社) | 企業と個人の両方 | 個人の用事が中心 |
| 提供地域 | 米国のみ | 個人の Pro は EEA・英国・スイス以外。法人向けは世界 | 米国の消費者向け |
| 料金 | Pro・Max に追加料金なし | Pro 100 / 200 / 500 など | 無料枠と月20ドル・100ドル |
| 利用上限 | Claude の上限を共有して消費 | dot との会話は ChatGPT の上限に数えない | — |
| 手元のパソコン | 見えない | 1台つないでファイル・コード・アプリを使える | — |
| ブラウザ作業の観察・引き継ぎ | できない | できる(解説記事による) | — |
| 連携先の数 | 6,000超 | 4,000超 | — |
出典: Claude Duet=Anthropic の発表記事・製品ページ・ヘルプ/ChatGPT dots=OpenAI の公式ドキュメント(learn.chatgpt.com)と CNBC の DevDay 報道/Meta Muse=CNBC(2026年9月8日・10月21日)。「—」は確かな情報が無いもの。
日本在住者から見た違い
いちばん大きいのは提供地域です。Claude Duet は研究プレビュー中は米国のみ、Meta Muse も米国の消費者向けです。ChatGPT dots は個人向け Pro の除外地域を EEA・英国・スイスとしており、日本は除外地域に挙がっていません。ただし日本を明示した記載はなく、段階的に展開されるため、実際に使えるかは各自の画面で確かめる必要があります。
考え方の違い
- Claude Duet: 仕事の見張りと片付けに寄せている。送信・支払い・署名・削除は必ず確認し、承認しても株の売買や送金はしない。Claude のメモリ・スキル・コネクタをそのまま引き継ぐ
- ChatGPT dots: 常時動くエージェント。手元のパソコンともつながる。会話は ChatGPT の上限に数えない
- Meta Muse: 予約や電子フォームの記入、家の防犯カメラの見守りなど個人の用事寄り。Facebook・Instagram と連携。学習への利用は、断らなければ個人を特定する情報を除いて使われる(CNBC)
CNBC は3社の違いを「Meta は主に消費者、OpenAI は企業と消費者の両方、Anthropic は職場」と整理しています。
選び方の目安
- すでに Claude を仕事で使い込んでいて、メールや請求の見張りを任せたい → Claude Duet(日本での提供を待つ)
- 手元のパソコンのファイルも含めて任せたい、日本で早く試したい → ChatGPT dots(自分の画面で提供状況を確認)
- 個人の用事や SNS 中心 → Meta Muse(米国向け)
Claude 内での違い(Claude アプリ・Claude Code)はこちらの記事で扱っています。
よくある質問
Claude Duet と ChatGPT dots はどちらが日本で使えますか?
Claude Duet は研究プレビュー中は米国のみです。ChatGPT dots は個人向け Pro プランの除外地域が EEA・英国・スイスとされており、日本は除外地域に挙がっていません。ただし日本を明示した記載はありません。
利用上限の数え方は違いますか?
違います。Claude Duet は Claude の利用上限を共有して消費します。ChatGPT dots は、dot との会話そのものは ChatGPT の利用上限に数えないと説明されています。