Claude Duet はメールを送ったり、支払ったり、契約に署名を回したりできるエージェントです。そのぶん、何をするときに確認が入り、何は承認してもしないのかが決められています。公式の発表記事とヘルプから整理します。
必ず確認が入る操作
次の4つの前には、何をするかを正確に示して承認を待ちます。
- メッセージの送信
- 支払い
- 文書への署名
- 何かの削除
すぐに承認できないときは、残りの作業を進めておき、承認の依頼をあとで持ってきます(公式ヘルプ)。買い物は毎回承認が要ります。
承認してもしない操作
| 操作 | 扱い |
|---|---|
| 有価証券の売買 | しない |
| 口座の間でのお金の移動 | しない |
| 他人のアカウントへのアクセス | しない |
| 電話・他人への SMS | しない(メールは承認があれば送れる) |
安全の作り(公式の発表記事より)
- Anthropic の「信頼できるエージェント」の枠組みに沿って作られている(Claude Code、Claude in Chrome と同じ)
- パスワードやサインインのトークンを Duet が直接見ない作り(Claude Managed Agents と同じ設計)
- 行動の可否は、Claude Code と同じ自動の安全判定(auto mode classifier)で確かめる
- サイトに隠された命令(プロンプトインジェクション)への対策は、ブラウザ操作の研究から来ている
- 社内のレッドチームと外部の会社による侵入試験を行い、公開のバグ報奨金制度の対象にしている
- 機密情報のための新しい専用の判定と安全用の指示で、メッセージを1通ずつ確かめる。クレジットカード番号や公的な身分証の番号は、共有を求められても断る。健康や個人のお金の情報は、利用者がはっきり指示したときだけ送る
承認の画面やログイン、安全の確認は、利用者専用のクラウド上のコンピュータの中で動き、細かい情報は外に出ない作りだと製品ページは説明しています。安全設計の詳しい資料は「数日中に公開する」と予告されています(2026年10月22日時点)。
利用者が気をつけること
- 研究プレビューなので、スレッドの読み違いや急ぎの用件の見逃しがありうる。大事な連絡は自分でも確かめる
- ブラウザの作業画面を見ることも、途中で操作を引き継ぐこともできない。結果と、どこから来た情報かで確かめる
- コネクタを切っても、それまでに得た情報のメモリは残る
- Duet 固有のデータ保持の期間や学習への利用の扱いは、公表されていない
会社で使う場合の確認点は業務利用の記事で詳しく扱っています。